プロローグ
PBPまであと一ヶ月。この時期に走るべきかどうかは悩ましいところですが、GWに寝込んでしまい1000kmクラスを走れていなかったのと、週末のBRM400 100周年は仕事で走れない事が確定していた為、一念発起して申し込むことにしました。
考えてみれば、CARACLE-COZ ではまだ飛行機輪行した事ありませんし、こうした事も経験積んでかないといけませんしね。PBPに向けての準備を兼ねて頑張ってみます!
飛行機輪行計画
さて、なんだかんだ言っても初めての飛行機輪行です。国内なら薄い輪行袋でも充分丁寧に運んで頂けるとは言うものの、そこは少ししっかりした物で行こうと考えました。
輪行箱という選択肢
海外の空港では扱いが乱暴(箱ごと投げられたり、積み重ねられたり)と聞くので、海外用にはダンボール&プラダンの箱を使うつもりで準備を進めていました。これで行ってもいいのですが、ちょっと大き過ぎるのと、走ってる間の置き場所に困るので今回はパス。
ソフト輪行袋という選択肢
それで選んだのがこちら。ずいぶん前に購入したミニベロ用の飛行機輪行袋。全体にクッションが入っていて、OS-500みたいな感じ。今回は、国内の直通便(ANA)ということで取り扱いの心配は無い事と、到着後に小さく折り畳んでしまえばコインロッカーとかに入れても行けるので、こちらを選択しました(^^)
工具類やバッテリー類
いつもは電車輪行なので気にしてないのですが、飛行機輪行では預け入れ荷物と、持ち込み手荷物とで荷物を分けないといけません。
工具類は持ち込めないので、先の輪行袋に入れて預けてしまいます。ペダル等も預け入れです。
逆にバッテリー類は手荷物として一緒に持ち込まないといけません。私のは電動変速では無いのでそれほど面倒ではないのですが、ライト、カメラ、モバイルバッテリー、サイクルコンピュータ等、充電池の入った物がゴソゴソあるので全てバッグに入れて持ち込み荷物としました。
日焼け止めの薬や、虫除けの薬なども容量に制限はあるけど持ち込み荷物ですね。チェーンオイルは一応SDS(安全データシート)も持って行きましたが、今回は特に問題なく通れました。
ウェア計画
天気予報によると、下がっても 14度位という事だったので、冬装備までは要らないだろうと判断し、夏装備を基本に、防寒用に幾つか追加する構成としました。ドロップバッグせずに持ち歩くので最小限です。
基本装備
・夏用半袖ジャージ
・夏用ビブショーツ R250 ポケット付きビブショーツ
・夏用レッグカバー パールイズミコールドブラック
・モンベル ジオライン L.W. 長袖インナー
・モンベル ジオラインショーツ(直履き嫌いなので)
・PEKOさん反射ベスト
・ZEROFIT SOCKS
・薄いフェイスカバー
・薄いタオル (濡らして振ると冷たくなるやつ)
防寒装備
・モンベル 前面防風腹巻き
・ジレ
・ウインドブレーカー
走行計画
摩周湖1000のPCとリミット
摩周湖1000は夕方17:00スタートで、PC配置とクローズは次のようになっています。
あまり早く走れないので、基本的に借金を作らずに進み続けるという方針ですが、さすがに釧路辺りでは眠らないと倒れてしまうので、通過チェックB の摩周湖第一展望台は借金通過として考えています。
ポイント | 距離 | ポイント名 | クローズ |
START | 0km | 丘珠ふれあいセンター | - |
PC1 | 85.6km | セイコーマート東滝川店 | 1d 22:44 |
PC2 | 225.8km | セブンイレブン鹿追南町店 | 2d 8:04 |
CkA | 284.3km | 岩内仙峡 | 2d 11:56 |
PC3 | 317.3km | セブンイレブン大樹西本通店 | 2d 14:08 |
PC4 | 443.7km | セブンイレブン釧路寿町店 | 2d 22:36 |
CkB | 528.8km | 摩周湖第一展望台 | 3d 4:16 |
PC5 | 708.8km | セブンイレブン紋別落石店 | 3d 18:32 |
PC6 | 800.0km | セイコーマート名寄西4条店 | 4d 2:30 |
PC7 | 934.6km | セブンイレブン砂川豊沼店 | 4d 14:19 |
FINISH | 1003.3km | セブンイレブン札幌北丘珠店 | 4d 20:00 |
私的睡眠計画
摩周湖1000ってPBPとよく似た構成なんですよね。
たとえば 摩周湖1000ではPC2 が225.8km地点で、PC4が443.7km ですが、PBPでは PC1 ヴィレンヌ=ラ=ジュエルが 203.0kmで、PC4 ルデアックが 435.0km といった具合です。
夕方スタートで、朝方に PC に到着することから、まずは「最初の夜に寝るか寝ないか」「次に寝る場所をどこにするか」がポイントになるでしょう。
悩ましいところですが、600kmまでは時間制限が厳しい(15km/h)事もあり、次のように計画してみました。
・初日の夜は眠らずにオールで走る
・往路ルデアック相当の地点で眠る(スタート後27h)
・復路ルデアック相当の地点で眠る(再スタート後26h)
往路ルデアック相当の釧路では、宿を取らずにネカフェに入るとして2〜3h 程度の休憩が出来ればいいかな。
名寄については、最終日の走行距離を短くしたい事もあって、その一つ先、21km先の士別に宿を取ることにしました。頑張れば 5〜6h は休憩できるだろうと予想。
実際にはルデアックはドロップバッグ・ポイントで非常に混むそうなので、その一つ前か後で休む方が良いと聞きますが、とりあえずこのパターンで自分の体力と眠気がどう来るか確かめてみようというわけです。
補給計画
基本、PCとなるコンビニで補給を取る事として、それ以外はあまり立ち寄らない方針とします。
日本だとついつい自販機や夜中でも開いてるコンビニに頼ってしまうので、幾らかでもそれを減らしてみようという考えです。
ただし、2箇所の通過チェックでは満足な補給は出来ないでしょうから、その前後のPCで補給するものと考え、途中で補給出来なくとも保つように詰め込んで走る計画です。
そんなわけで
概ねこんな方針で走ってみて、その結果を PBP 走行計画に反映させようというところです。
特に初日に少しでも眠るべきか否かは結構大きいポイントになりそうな気がするので、この辺りも実際に体験してみてですね。
果たして、どうなりますことやら(^^;
to be continued...