2024RM427東京1900めざせ最東端納沙布岬 走行記 (7)

前回までのあらすじ

昨日は距離も短いレスト日だ～と喜んでいたら、いろいろと重なってなぜか日が変わるぎりぎりまで走ることに(自業自得)。とにかく寒くて寒くてまいった(>_<)。今日こそは早い時間に宿に着きたいものです。

7日目 5/3(金) 晴れ 北風

ホテル イーストさんを出発

5:51 朝5時には出るつもりだったのだけど、昨夜遅くて起きれず少し遅めに出発します。ホテル イーストさん、一晩の宿をありがとうございました m(_ _)m

今日は風が強いという予報ですし、しかもこれから向かう先は風の町、えりも。身体を冷やさないように最初からウィンドブレーカーを着込み、脚の方は裏起毛のレッグウォーマー装備で行きます。

浦河の町は綺麗だな

6:01 昨晩着いた時は暗くてわからなかったけど、浦河町は綺麗で良い所ですね。海鳥の声が聞こえる中を気持ちよく走ってます(^^)

現在の体の状態

体の具合はと言うと、左腕に荷重かけ気味なせいか少しだるくて時折だら～んとして休ませてます。左膝も相変わらずで、踏み込むと痛むので騙し騙し走ってる感じ。

毎晩宿に泊まれて時間制限もゆるく楽なライドではあるけれど、さすがにこう毎日だとどこかしら痛んで来ますね。

半面、お尻の方は問題なし。使っているサドルがセラ・アナトミカの R2 だからか、時折座る位置をずらしてれば何とかなってます。さすがはロングライド用サドル！

西幌別のセコマで朝食を

6:19 起きた時はあまり食欲なかったのだけど、少し走ったら胃腸が動き始めました。そうとなれば、チキンカツカレー＆カレーピラフで行ってみましょー。

そういや、初めての北海道旅の時にも寒い朝にこれを食べたんだっけ。予想外に辛くてヒーヒー言いながら食べた思い出。あの時とまったく同じ味で懐かしい(^^)

久々の追い風基調！

風になびく旗の向きでわかりますが、この日は珍しく追い風基調です(^^)。左脚がダメになってるので坂道はのろのろしか上れませんが、それでもだいぶ快適に進めます。めざせ、風の町、えりも！

えりも町

8:03 セコマを見つけたら寄れの法則により、小休憩。

8:07 この辺りまで来ると幾つか宿ありますね〜。まぁ、部屋が空いてたとしても、昨日の内にここまで来るのは無理だったと思いますが(汗)

8:13 えりも町北緯42°モニュメントを見つけ、一度通り過ぎたのを引き返して撮影。こういうポイントは押さえておきたいですし(^^;ゞ

一路、襟裳岬へ

8:18 34号 ここから右折して襟裳公園線に入り、襟裳岬へ向かいます！

8:27 周りの風景も変わってきて、前に来た時のことだんだんと思い出して来ました。

8:33 さぁ、襟裳岬まであと 7kmです。上りはのろのろ(8km/hくらい)なのでサーっと駆け抜けていかれる皆さんが羨ましい(^^;

8:45 前に旅で来た時に写真撮ったバス停発見！そうそう、ここで CARACLE-S で記念撮影してたんですよ。

せっかくなので、CARACLE-COZ でも記念撮影していきます(^^)v

長い長いアップダウンを越えて、ようやく見えてきました人生2度目の襟裳岬！「えり〜もの〜春〜は〜ぁぁぁ〜」と脳内再生が始まります(^^;

C11 えりも岬観光センター

9:04 ほぼ計算通り、観光センターの開く 9:00 過ぎに到着！松本さんとも再び合流できました(^^)。レシートと写真をGETしたら、自転車を連れて記念撮影へ。

襟裳岬灯台

襟裳岬の名板等

襟裳岬

ん〜っ、いいですねぇ〜。松本さんは階段を降りて岬の先まで行かれるとのことで、私はここでお別れしてルートに戻ります。ゴール地点でまた会いましょう！

襟裳岬を出発！

9:31 襟裳岬を出て、まずは広尾へ、そして釧路へと向かいます。

来た時が追い風だったから、ここから先は向かい風かと心配していたけど、うまいこと横風になってますね。そしてそんなに強くない。

以前に来た時はえりも岬を過ぎた途端に暴風向かい風になって再発進するのに苦労したけど、その時と比べたら断然楽。よし、今のうちに強風区間を抜けてしまおう！

R336 に復帰！

10:16 えりものショートカットルート R336 との合流地点まで来ました。風強いは強いけど、走れない程じゃなかったし、もう大丈夫でしょう。今日はついてるかも！(フラグ)

えりも黄金トンネル

10:31 フンコツトンネル、白浜トンネル、咲梅トンネルと来て、真打、えりも黄金トンネルに突入。全長4941mは結構長くて通過までに時間かかるかかる(汗)

思ったより横風強い…続くトンネルの数々

10:48 あれ？えりも岬エリアを越えたら楽になるんじゃなかったの？相変わらず横風強いし、トンネルの連続が思った以上に疲れるんですけど(>_<)

荒磯トンネル、オニトップ覆道、目黒トンネル、新宝浜トンネル、タニイソトンネル、モイケシ覆道、モイケシ第一覆道、音調律覆道、オリコマナイ覆道、泉浜覆道、美幌覆道、フンベ第1覆道、フンベ覆道。

北海道はあまりトンネルとか無い印象だったけど、こんなにあったのか…orz

フンベの滝にて

11:50 トンネルを出たところでフンベの滝を発見。ここも旅の時に立ち寄ったポイントなんですよね。懐かしいので例によって記念写真撮ります。

広尾町 丸山公園 十勝神社で桜を

12:03 広尾町の町中に入りました。ちょうど公園があって神社があって桜が咲いてたので記念撮影を。考えてみれば、スタート地点の武蔵中原では桜のサの字も無かったのに、北上していつの間にか桜前線を追い越したのだなぁ…としみじみ感じ入ります。

丸美さんでお食事を

12:12 ところで、今回のルートには 100km 無補給区間があると聞いていたのですが、それがここ広尾町から音別町までの区間。

…となると、ここでしっかり食べていかないとですね。ルート沿いに、ご飯ものやお蕎麦のお店、丸美さんがあるのでササっと入ります(^^)

ちょうど参加者のお二人が豚丼を頂いてて、そちらも美味しそうだなぁ…と思ったものの、郡山で豚丼食べてたこともあり、お蕎麦を食べたい気分だったこともありで、天丼&かけそばのセットを注文。

そして来ました、お蕎麦に天丼！ん〜、久しぶりっ！

天ぷらはサクサクで美味しいし、おそばも汁がいい加減のお味でこれまた美味。こんなに美味しいのなら天丼は単品で頼んでも良かったくらい(^Q^)

ちょうど、madeki さんもいらしたので、ご一緒してお話しながら食事できたのも楽しかった〜。SNS上ではよく話してましたけど、なかなかリアルにゆっくりお話しできないですからね、良い機会でした。

12:56 食事を終えてお隣のセコマへ。さぁ、ここを最後に、無補給区間へ突入だ。

地獄のような 100km 無補給区間

13:13 相変わらず風は強いけど、日中で一番暖かい時間帯。お腹もいっぱいで最初は気楽に走り出しました。

13:39 「あ、牛がいる～」なんて、気楽な感じでね。

14:17 大樹町の文字が見えた。確か以前に来た時は左に曲がった先の道の駅に寄った記憶があるのだけど、今日のルートはこのまま R336 を行くということで、道の駅には行けないんだよね。あれ、もしかして本気の本気で無補給区間？

14:49 風も強いし、左膝の調子も相変わらずで、とにかく上りが踏めず 8km/h 以下でゆっくりゆっくり上るしか無い。

15:10 釧路まで 112kmもあるのかぁ…。

15:26 それにしても、やはりこの辺りは牧場多いですね。小休憩しつつ牛を眺めて気分転換。

15:51 まぁ、それでも北海道らしい景色を味わいながら走ってたのだけど…、

恐怖！十勝河口橋の暴風横風

16:41 ようやく十勝河口橋まで来た…と思ったら、ぐわわわわ、横風こえぇーーーっ(汗)。気を抜くとぶわーっと押し出されて車道に飛び出る！前回、名取相馬200で鍛えた腕で、ブレーキの甘噛み＆ペダルの踏み込みを駆使してなんとか渡り切りましたが、危ない危ない(汗)

ところで、私が橋を渡る時、先の方に一人黄色い反射ベストのランドヌールが見えたのだけど、進んでいくといないんですよね。スピード差はあるにせよ、まったく見えなくなるまで離れるとは思えないのだけど、何だったのだろう…。

それにしても、まだ 60km以上あるのか…(汗)

下界に降りてちょっと一息

17:46 まだまだ続く無補給区間…。さすがにくたびれたので海を眺めて一休み。写真じゃわからないけど、風のせいで結構波が荒いですね。方角が違うので夕陽が沈むのが見えないのがちょっと残念。

17:59 あぁ、もうすぐ日が沈む。

18:29 7日目の夜が始まる。

山の上りでゾワゾワ

しばらくずっと一人で走ってきたのだけど、先の方に黄色い反射ベストのランドヌールが見えたんですよ。あぁ、やっと参加者を見つけた…と近づいていったらまたいなくなってる。ペース上げて頑張っても姿形も見えない。本当にランドヌールがいたのかだんだん怖くなってきました(汗)

釧路音別町に入ったー！

19:03 先に見えるのは町の明かり！？もうすぐ、もうすぐコンビニがあるはずだ…。

無補給区間脱出！セイコーマート音別店！

19:06 最初、嘘だと思ってた。100km 無補給区間と言っても、ガソリンスタンドとか自販機くらいあるだろうと。そしたら、本気で無いのね(汗)。ぎり、どこかで一ヶ所くら自販機あったような気はするけど、それも最初の方の1ヶ所だけだったし、延々と何の補給もできないしお手洗いも無い。冗談抜きに厳しい区間だった(>_<)

ところで、ここで参加者の方とお話してたらさっきのゾワゾワ話が判明！横風強い橋の上とか、きつい上りのところでは体力消費を抑えるために押し歩いて、その後にスピード上げて走ってたんだとか。あぁぁ、それじゃやっぱり私が見たのは間違って無かったんですね。てっきり、幻覚か幽霊かと(汗)

安心したら急激にお腹が空いてきました。おなじみ、セコマのカツ丼で夕食とします！ん～、これこれ！このカツ丼がたまらなく好きなのですよぉ、最高っ (^Q^)/。

かくして、30分ほどゆっくり休んで、今夜のお宿へ向けて出発したのでした。

釧路の路面は怖い

19:38 この道は昨年の摩周湖1000の時にも走ったのだけど、道が荒れてるのと車道と路側帯の区別がつきづらいのが怖いですねぇ。他と同様ではあるのだけど、路側帯部が1車線並みに広くなってるので間違った場所を走っている気になるんですよね。

それでもってこの辺り、橋があったり、路側帯部が登坂車線になったりもするもんだから紛らわしい。それでも路側帯部分が綺麗に舗装されていればいいんだけど、白線付近は穴があったり凸凹。白線を越えるとガタガタ路面になるので危ないったらもう。白線が消えていて見えないところも多いので、かなり神経を使う区間でした。

釧路市に近づいてツルハで膝サポーターを

20:38 あまり書いてませんでしたが、実のところ左膝はかなり来てて、踏み込む度に痛い痛い言いながら走ってました。SNS でその事を呟いたら、クマさんから「薬屋に寄って膝サポーター買うといいよ」との助言が。膝サポーター！それは考えても無かった！

そんなわけで、ここまでずっと薬屋を探しながら走って来たんですが、100km無補給区間でどうしようもなく、ようやく見つけたのが釧路市に入ってからという(汗)

そして、お店の方に状態を話してサイズ合わせてもらい購入したのが、バンテリンの膝サポーターL。最初は M でいいかと思ったら脚が太くてきつすぎてNG。確認せずに買ったら使えなかったわけで、助かりました。

ラスト30km は楽々

おぉ、膝サポーターの効果って凄い！さっきまで踏む度に痛みが走ってたのがほとんど感じないレベル。これだったらまだ走れそう！(^o^)

時に、夜に入り気温は 3度台に下がってました。今日は上はジレ＆ウィンドブレーカーで保護し、下は裏起毛のレッグウォーマー着てるので結構平気ですが、東に向かうにつれどんどん寒くなってる気が…。これは明日は気をつけないとなぁ。

釧路ホテルマーシュランド

22:26 予定より少し遅くなったけど、今宵のお宿に到着。バストイレ共同の別館しか空きが無く、自転車の部屋への持ち込みも出来ないのでホテル建物内に置かせてもらい部屋へ。

ちょっぴり簡素な部屋でしたが、しっかり休息取れれば充分なので全く問題なし。機械も自分も充電して明日に備えましょう。

それでは皆さん、お休みなさい (_ _ )zZZ

本日の走行データ

今日も一日いろんな事がありました。不安材料だった左膝の問題もとりあえずどうにかなりそうだし、この分なら最終日はちゃんと走れるかな。