トラップの音楽と自転車ブログ

多分、自転車ネタ中心に、時折音楽の話とか。

北海道 道東半周自転車野宿旅 4日目(8/11)

おはよう、世界。網走から今日の一日を始めます!(^^)/


4:44 道の駅 流氷街道 網走で目覚めた朝。これが北海道で初めて見る朝日・・美しい・・・。




4:45 昨晩と同じ場所なのに、太陽が昇るだけでこんなにも世界は違って見えるんですよね〜。不思議不思議(^^)


5:00 ほんのわずかの時間で世界は変わって行く。この時間帯の色合いの変化、野宿旅の醍醐味なのだわ。


5:51 朝食はジャムパンの残りと焼きウィンナーで!小さなジャムパンも、ホットサンドメーカーで少し温めると見違えるように美味しくなるんですよ〜。しかし、これは旅の食事が楽しくなるマストアイテムだわ(^o^)

さて、あまり長居も出来ないので食事が終わったらパタパタ片付けて出発です。

本当は斜里に泊まり、国道334号線で知床半島を通って羅臼町に抜ける予定だったんですが、既に計画から大分遅れてるので、知床は諦めて斜里から国道244号線をショートカットし標津へ抜ける事にしました。真面目に熊も怖いですし。


8:21 流氷街道・鱒浦にて。


基本、街と街の間は道しか無いので、こうして所々で撮影ポイント見つけては休みを入れてます。


今日のオホーツク海は、心なしか穏やかに暖かく見えますね。昨日までのどんよりした鉛色の海とは大違いです(^^)


8:56 北浜のセイコーマートにてドリンクとトイレ休憩を。道北・道東は冗談抜きに店が無いから、セコマを見つけたら必ず寄るべしです!


9:02 小清水町 浜小清水 付近を走行中。延々と続く道は時折心が折れそうになりますけどね(^^;


9:13 道端の花が綺麗なところで一枚











9:20 ラムサール条約登録湿地の濤沸湖(とうふつこ)にて記念撮影。板で人が通れるようになってて、少し進んだ先に展望台のような場所があるので行ってみました!

バーっと見渡す限りに広がる湿地の風景に目を奪われます(^^)

ただ、この辺りも虫は多いので、虫除けスプレー必須ですね。うっかり喰われてしまって痒いのなんの(>_<)


9:36 さっきの展望台のところに、馬に注意という張り紙があって、???と思ってたら、いましたいました!(^^)。柵があるから安全だけど、確かに同じフィールドにいたら危ないわな。

時に、このあたり結構交通量が激しくて、道路を渡って走り始めるまで結構待たされました。


9:48 道の駅 葉菜野花(はなやか)小清水に到着!なんだかすっかり天気が良くなって暑いくらい。バイクの人達が大勢集まってましたね〜。ここから一時間半くらいひたすらに走り続ける事になるので、こちらでもしっかり補給と休憩を取ります。


10:28 斜里町 大栄 付近を走行中。ただただ道が続く。


10:39 時折停まって風景に心を癒す。遠くまで緑が続く風景なんて本州じゃそうそう見れません。


11:03 斜里橋を渡れば、目的地はすぐそこ!


11:05 ようやっと道の駅しゃりに到着!道の駅の建物と、お店のある建物とが道路を挟んで分かれてるんで、最初どっち行けばいいか迷いました(^^;

休憩して、これから進むルートとか熊の情報を教えてもらって、お昼ちょっと前に出発。


12:04 しばらくお店も何も無さそうなので補給と昼食にセイコーマートへ。力をつける為に、がっつりとカツ丼!本当、セコマの食事はあったかくて美味しいわ〜。

食事してたら、ロードバイクの男の子が来たので少しお喋りしました。私とは逆方向に走ってくそうですが、旅人同士、年齢も何も関係なく話せるっていいよね。お互いに良い旅となりますように!



12:43 斜里町 以久科北 にて。緑がいっぱいで目にも優しい感じ(^^)



12:50 斜里町 越川 にて。どこまでも広がる緑と、青い空に白い雲、ん~、最高っ!


13:16 この先しばらく登り区間に入るので、パーキングスペースにて補給と休憩を。

ちなみにフロントバッグの中には、すぐ食べられるミニクロワッサンやミニあんぱん、カロリーメイト等が入ってて、こまめに補給するようにしています。

水分も食べ物も少しずつ摂取して、ハンガーノック起こさないようにね。




13:29 越川付近。少しずつ登っていくせいか、だんだんと肌寒くなってきました。湿度が低いから陽が当たらないとぐっと冷えるんですよね。


13:42 斜里町 富士 付近。網走からもう国道244号線で 56km の位置なんだなぁ。

ちなみにこの辺りは電波が弱くて、しばらく画像のツイートは出来なかったです。まぁ、峠越えルートですから仕方ないです。写真だけ撮っておいて、あとでまとめてブログとかにしましょ。





14:28 もうだいぶ登った気がします。もう少しで斜里と標津を繋ぐ国道244号線の中間地点。なんだ坂、こんな坂!


14:36 峠の頂上の少し手前。木々に見入る。


14:38 標津町に入りましたっ!根北峠を登り切ったーー!


いや〜、よく登ってきました。さぁ、ここからは下り!安全に飛ばしてゴー!


15:03 まるで天に続く道のよう(^^)

こっちに来て気付いたけど、別に道の先がキツい登りになってるわけではないんですよね。ただ、下りの先がありえないくらい遠くまで見えるので、急な上り坂で天に延びてるように見えるのでした。やっぱり北海道はでっかいどー!


15:16 標津町 川北付近。3時のおやつタイムをまわってしまったのでペースを上げて行きます。誰もいない事をいいことに、お願いマッスルとマッチョアネーム?をがんがんスピーカで鳴らしながら走ります!




16:10 下まで降りて来ました〜。ここは標津町 北8条西。標津川を越えれば、標津の街中に入ります。なんか久々に人の世界に降りて来た気分。


16:48 国道244号線から、左手の950号線に折れて野付半島へ来ました。野付半島って、北海道の東側でピョコっと髭のようなゼンマイのような感じで飛び出てる所です。


別海町標津町にまたがる日本最大の砂嘴(さし)で、遠い未来には無くなってしまうと言われてる場所。「この世の果て」などとも言われてて、ぜひ行ってみたいと思ってたのです。

ここはまだ野付半島に入って10%も来てない場所ですが、既に他とは雰囲気が違って来てますね。











17:05 40%くらいの位置での風景です。ナキワラと呼ばれる枯れ木の様子が見られます。








17:12 少し進んだところ。大体真ん中くらいまで来たでしょうか。ちょっと進むと植物などの生態系も変わっていって、まるで時間を旅してるよう。


17:28 野付半島のネイチャーセンターに到着しました!営業時間は終わってて中に入れなかったのが残念でしたが、ナキワラ、トドワラなど、野付半島の様々な情報を知れるところです。













トドワラのバス停にて。


時に、野付半島はここで終わりではなく、まだこの先にも道は続いています。せっかくなので、行けるところまで行ってみる事にしました。

ネイチャーセンターの向こうは、更にもの寂しい風景になります。人の世界から少し離れて行く感じ。

途中、大きな角のある鹿4頭と出くわしました。こちらが走って近付いて来たのを見て道路から脇の草むらの方に行っちゃいましたが、もう人のテリトリーでは無いと、そう感じました。


17:45 ネイチャーセンターを越えて15分くらい走ったところで、一般車両が入れるぎりぎり限界の地点に到達!野付半島の最果てです。

ついにここまで来たんだなぁ・・と感慨に浸りつつ、日没まではあと45分程度。急いで戻らねば!

来る時は向かい風が強くて15km/hくらいしか出なかったけど、帰りは追い風で25〜30km/hでガンガン走れるのが気持ちい〜。

進むたびに様々に変わる景色。行程としてはキツかったけど、野付半島に来れて良かった(^^)/


19:29 野付半島を出発してから約一時間半。すっかり暗くなってしまったので写真も撮らずに走り続け、ようやく別海町 潮見町のセイコーマートに到着しました!

ここに来る直前、夏祭りか何かやってたみたいで、もう少し早く着けばちょっと寄り道できたんだろうなぁ。

食事しながら周辺を調べると、道の駅に行く前に少し戻れば温泉がある模様。ちょっと考えて、一旦お風呂に入って、それから道の駅に向かうことにしました。

こうしてみると意外と日本てあちこちにお風呂があって旅人には助かりますね(^^)


21:59 遅くなったけど、道の駅おだいとうに到着!長い長い一日でした。

ここは別海北方展望塔になってるようで、営業時間だと上に登って観れるみたいです。駐車場の端には、四島への道 叫び というタイトルの像がありました。


それはそうと、この像・・・ずっと前に見たことあります。学生時代にサークル仲間と車でまわったことがあって、その時に見た記憶が。

確かあの時は道の駅とかなく、ただ像だけがあったような気がするんですが同じものなのかな?何か、時間の流れをすっと飛び越えたようなそんな感覚を覚えました。

知床と羅臼をまわれなかったのは残念だったけど、行ってみたかった野付半島も走って来れたし、遅れもリカバリ出来た。さぁ、明日は本土最東端を目指して走ろう!

[本日の走行データ]